2011年に執り行われる親鸞聖人750回忌記念商品。
親鸞聖人について
親鸞さまは、承安三年(1173)京都でお生まれになり幼くして両親と別れ、
九歳にして青蓮院で出家、比叡山延暦寺で学問修行に励まれましたが、心の平安を得ることができず、
二十九歳のとき、山を下りて東山で他力念仏の教えを説く、法然の門に入り弟子となられました。
しかし、三十五歳のとき朝廷の念仏停止令により越後へ配流以後、
自らを非僧非俗の具禿親鸞と名のり、きびしい自然と働く民衆の中で生きる道を求められました。
四十二歳のころ、恵信尼さまら家族とともに関東方面へ移住され常陸国(茨城県)を中心に
老若男女貧富の差別なく平等に救われる念仏安穏の教えを布教されました。
そして六十二歳のころ京都へ向かわれ、その教えを後世に伝えるべく多くの書物を書きのこされました。
弘長二年(1262)九十歳でお浄土へお還りになりました。
その人ゆきて七百五十年 讃えなん親鸞さま